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2026.10.27

現物採寸と3Dスキャンの違いは?それぞれの特徴を分かりやすく解説

部品を新しく製作したいときや、図面のない製品を再現したいとき、まず必要になるのが現物の寸法や形状を把握することです。

その方法として代表的なのが、ノギスやマイクロメーターなどを使った「現物採寸」と、専用の機器で形状をデータ化する「3Dスキャン」です。

どちらも製品の寸法や形状を把握するための方法ですが、得意とする場面は異なります。今回は、それぞれの特徴と使い分けについてご紹介します。

 

現物採寸とは?

現物採寸とは、ノギスやマイクロメーター、定規などの測定器を使い、実際の製品の寸法を測る方法です。

長さや幅、厚み、穴の直径など、必要な箇所を個別に測定するため、比較的シンプルな形状の部品や、特定の寸法だけを確認したい場合に適しています。

専用の3Dスキャナーを必要とせず、手軽に測定を始められることもメリットです。

一方で、曲面や複雑な凹凸がある部品では、測定する箇所が増えたり、形状全体を把握するのが難しくなったりする場合があります。

 

3Dスキャンとは?

3Dスキャンは、レーザーなどを利用して対象物の表面形状を取得し、3Dデータとしてデジタル化する方法です。

ノギスなどでは測定しにくい複雑な曲面や立体形状も、広範囲にデータ化できることが大きな特徴です。

取得したデータは、形状の確認や寸法測定だけでなく、CADデータの作成、既存部品の再製作、設計データとの比較などにも活用できます。

ただし、スキャンすればすべての箇所を完全に測定できるわけではありません。深い穴や裏側など、レーザーやカメラが届きにくい部分は、別の角度からのスキャンや追加の採寸が必要になることがあります。また、必要な精度や対象物の材質に応じた機器選びも重要です。

 

現物採寸と3Dスキャン、どちらを選べばいい?

それぞれの特徴を踏まえると、次のような使い分けがおすすめです。

 現物採寸が向いているケース: 一部の寸法だけを確認したい、形状がシンプルな部品を測りたい。
3Dスキャンが向いているケース:複雑な曲面をデータ化したい、部品全体の形状を把握したい、現物からCADデータを作成したい。
両方を組み合わせるケース: 全体形状は3Dスキャンで取得し、穴径や取り付け部分など重要な寸法は測定器で確認したい。

このように、どちらか一方だけを使うのではなく、目的に応じて組み合わせることで、効率よく形状や寸法を把握できる場合もあります。

 

現物の採寸・3Dスキャンなら湘南マシーンへ

湘南マシーンでは、対象物の大きさや形状、必要な精度に応じて3Dスキャナーを使い分け、現物のデータ化からCADデータ・図面の作成まで対応しています。

また、大型の機械や自動車など、持ち運びが難しい対象物については、出張スキャニングもご相談いただけます。

「図面がない部品を再製作したい」「複雑な形状をデータ化したい」「どのような測定方法が適しているか分からない」といったお悩みはありませんか?

対象物の写真や大きさ、測定したい箇所、データの使用目的などをお知らせいただければ、対応方法を検討いたします。

現物採寸や3Dスキャン、リバースエンジニアリングをご検討の際は、ぜひお気軽に湘南マシーンへご相談ください!