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2026.09.22
目次
「現物はあるけれど図面がない」「昔の部品をもう一度作りたい」「複雑な形状を3Dデータにしたい」。
湘南マシーンでは、このようなご相談に対応するため、3Dスキャンを活用したリバースエンジニアリングに取り組んでいます。
今回は、当社で使用している3Dスキャナーと、スキャンしたデータをCAD化するための設備をご紹介します。
まずご紹介するのが、Hexagonの「Absolute Arm 7+Absolute Scanner AS1」です。
Absolute Arm 7は、測定アームに3Dレーザースキャナーを組み合わせて使用するポータブル測定システムです。AS1は青色レーザーを採用した3Dスキャナーで、メーカー公表値では、Absolute Armとの組み合わせでスキャンシステム精度39μm以内とされています。
湘南マシーンでは、細かな形状や精度を重視したい部品のスキャニングなどに、このシステムを使用しています。
機械部品や自動車部品など、形状をできるだけ正確にデータ化したい場合に活躍する設備です。
一方、比較的大きな対象物を効率よくスキャンしたい場合に活躍するのが、Revopointの「Trackit」です。
Trackitは光学トラッキング方式を採用した3Dスキャナーで、メーカーによると10mm~6mの対象物に対応しています。
湘南マシーンでは、自動車1台のような大型の対象物や、広い範囲を効率よくデータ化したい場合などにTrackitを活用しています。
このように当社では、どちらか一方を使うのではなく、対象物の大きさや形状、必要な精度などに応じてスキャナーを使い分けています。
精度を重視した細かな部品にはAbsolute Arm 7+AS1、大型の対象物にはTrackit。
それぞれの特徴を活かすことで、さまざまな対象物の3Dデータ化に対応しています。
また、3Dスキャンのご相談では、「スキャンしたいけれど、大きくて持ち運べない」というケースもあります。
湘南マシーンでは、そのような場合に出張スキャニングにも対応しています。
「この大きさでもスキャンできるのか」「現場まで来てもらえるのか」といったご相談でも、まずはお気軽にお問い合わせください。
3Dスキャンをしただけでは、そのデータをそのまま図面や加工用CADとして使用できるとは限りません。
そこで使用するのが「Geomagic Design X」です。
Geomagic Design Xは、3DスキャンデータからCADモデルを作成するためのリバースエンジニアリングソフトウェアです。
湘南マシーンでは、スキャンした点群・メッシュデータをもとに形状を確認し、必要に応じてCADデータや図面の作成へとつなげています。
つまり、現物 → 3Dスキャン → データ処理 → CADデータ・図面
という流れで、現物しかない状態から、ものづくりに活用できるデータへと変えていきます。
湘南マシーンのリバースエンジニアリングは、3Dデータや図面を作って終わりではありません。
「図面が完成したので、実際に部品を作りたい」
そんなご要望にも対応できるよう、当社では機械加工や3Dプリンターなど、実際のものづくりを支える設備も用意しています。
次回は、リバースエンジニアリングで使用している設備に続き、実際のものづくりを支える機械加工や3Dプリンターなどの設備をご紹介します。
どのような設備を使って、スキャンしたデータや図面を実際の製品・部品へと形にしているのか、湘南マシーンの加工設備について詳しくご紹介していきます。
台風が過ぎ去り、残暑も厳しいですが湘南マシーンは本日も全力で営業しております!
「図面がない」「現物をデータ化したい」「大きな製品をスキャンしたい」など、ものづくりでお困りのことがございましたら、まずはお気軽に湘南マシーンへご相談ください!